こんにちは高本です。
桜も満開になり、すっかり春になりましたね!!
春になると、なぜか眠気をよく感じる方が多くないでか??
まだ、医学的には解明されてないそうですが、いろいろな説があるようです。
その一つが、体のさまざまな働きをコントロールしている「自律神経」の乱れとの関係です。
自律神経とは、意思とは無関係に身体の希望を調節する神経で、活動する神経『交感神経』と休む神経『副交感神経』の2つに分類されます。
春になると、暖かくなるので、冬ほどのエネルギーが不要となり、副交感神経がリラックスした状態を作りますが、昼と夜、また日々の気温の変動が激しいため、自律神経がその変化に対応しきれず、バランスが乱れるのです。眠気はこれらのバランスで成り立っており、そのため春は、眠気やだるさなどの症状が出るのではないかと考えられています。
そして、暖かくなると新陳代謝が活発になり、エネルギー代謝が促進されますので、「ビタミンB1」がたくさん消費されるようになります。このビタミンB1が不足すると、疲れやすい、だるいなどの症状が起こりやすくなりますので、それが春先の眠気に関係しているのかもしれません。
これらの簡単な対策は・・・
ビタミンB群摂取がおすすめ。B1不足は眠くなってしまいます。またB2不足は疲れやすくなるなどの影響があります。納豆や豆腐、豚肉などのビタミンB群を豊富に含む食品を積極的にとったり、サプリメントで補うなどして、体のバランスを調整する必要があります。
また、起きているべき時なのに、どうしても眠気に勝てない。そんな時は交感神経を優位にする為に、コーヒーや紅茶などの飲み物を飲んだり、またグレープフルーツの香りを嗅ぐというのもおすすめ。(但し、飲み物はあまり飲みすぎると刺激になるものもあるので程ほどに。)
また手で顔に触れることも交感神経を刺激するのに良いそうです。交感神経・副交感神経の切替の方法はたくさんあるようなので、ご自身の取り入れやすい方法を見つけて実行してみてください。
ただ、私たちの身体は交感神経・副交換神経のバランスが重要で、就寝前に交感神経を刺激すると眠れなくなり、良い睡眠が得られません。自分の状態や状況に応じて自律神経のお手伝いをしましょう。
皆さん、春の眠気を上手にコントロールして、素敵な季節をお過ごしください!!