皆さんこんにちは、吉田です。
朝、夕はかなり涼しくなってきましたね。
風邪など引いていませんか?
今日は、私が先日お世話になった『葛根湯』についてご紹介したいと思います。
「風邪を引き始めの方に葛根湯!!」と、ドラッグストアーの風邪薬コーナーにあったポップに引かれて、カゼの引き始めだった私は葛根湯を購入しました。
が、なんで風邪の引き始めだけなんだろう・・・?と疑問に思い、ちょーっと調べてみました!!
漢方での風邪の治療法といえば、邪気(風邪ウイルス)はまずカラダの表面に留まるとされているそうです。そこで、この風邪ウイルスがまだカラダの表面にとどまっている段階で汗をかかせ、内部へ侵入する前に体表から邪気を取り払ってしまおうというのが、葛根湯の考えです。
ゾクゾクっと寒気がする
首筋や背中がこる
頭痛や筋肉の痛みがある
このような風邪の初期症状の段階で威力を発揮するのが、葛根湯なのです。
このタイミングで葛根湯を飲み、消化の良いお粥などを食べ、早く寝れば、じわっと汗をかき、翌日には身体もすっきりとし、「葛根湯」の効果を実感できます。
これは「葛根湯」の発熱を助けるという働きと、ウイルスが弱ったことを察知すると、発汗作用によって熱を下げる、という二つの働きからくるものです。
したがって、すでに汗をかいていたり、熱が上がってきてから飲んでも、葛根湯の正しい効果は出ないということなのです。
皆様、これからの時期、カゼには十分気をつけて、もし、カゼを引きそうになってしまった場合には、初期症状の内に葛根湯を飲んで、早くカゼを治してください。