GWに入り、初夏らしさが出てまいりました。
鳥殿です。
先日、お客様宅の太陽光・蓄電池システムが連系しました。
いわゆる、発電開始ってことです。
お客様は今月の太陽光の活躍が楽しみと言っておられました。
今月は期待できますよ!!
何といっても1年で最も発電量が多い月ですから!
今年4月から松山市(四国電力エリア)は10kw未満の固定買取価格が30円/kwhになりました。
今回太陽光が発電開始されたお客様は1月の申請で、3月までに電力接続契約済のお客様
ですので、33円/kwh買取になります。
今の時期の買取価格の1割の差は大きいですね。
太陽光発電システムの価格差が去年と今年で大きく変わらないことを考えると、今回のお客様
は本当にお得だと思います。
今年6月より四国電力エリアでも本格的に電力抑制に入るそうです。
当初は50kw以上の大型太陽光発電だけのようですが、数年のうちには、10kw未満の住宅用にも
何らかの影響が出そうな気がします。
電力抑制とは?
電力会社が多くの電力を必要としない時期に電力会社は電柱に設置した抑制装置を通じて、太陽光
発電システムに取り付けられているパワコンに信号を送り、一定時間の発電を購入しないように
することが出来るようになっています。
太陽光発電システムはこの制御が掛かると一時的に売電できなくなります。
売電できなくなった電力は空気中に放電されてしまいます。
今回設置した太陽光+蓄電池システムは、抑制制御が掛かると同時に家屋内で使用した残りの電力
は自動的に蓄電されて、有効活用できるようになっています。
蓄電池システムのメリットは?
蓄電池は基本的に夜間の安い電力で充電し、日中の電力購入価格の高い時に使用します。
晴天時には昼間蓄電池を活用することはほとんどありませんが、どんなに気候が良い地域でも
3日に1日は雨が降ります。
雨天時は太陽光発電能力が低下するため、日中は高価な電力を都度購入しなければなりません。
蓄電池は夜間の安い電力及び昼間に蓄電した無料の電気を電気代が高価な時間帯に放出し、光熱費
の上昇を防止する装置です。
太陽光・蓄電池の補助金は?
松山市では太陽光補助金として、¥36,000×3kw上限(¥108,000)が支給されます。
また、蓄電池は一律¥100,000が支給されます。
今年は是非、エネルギー改修にも興味を持ってみませんか?